【令和3年8月豪雨災害/活動報告:1】8月15日 災害救助犬出動準備・被災ペット支援
【令和3年8月豪雨災害/活動報告:1】
令和3年8月13日ごろから降り続く大雨の影響により、福岡県、佐賀県、長崎県、広島県で
大雨特別警報が発令され、各地で河川の氾濫、浸水等の大きな被害が出ています。
佐賀県武雄市を流れる六角川も一時氾濫し、令和元年8月の豪雨災害時と同じ地区が
再び被災する事態となり、現地の情報によると、一昨年より明らかに広範囲での被害が
すでに確認されています。
今回の佐賀県内の被害発生を受け、情報収集にあたるとともに、
災害救助犬の出動準備を整え、
また、ペットを飼っている方の避難にかかわる支援やニーズ調査などを行うため、
ペット用品などの物資を積み込み、早期に態勢を整えました。
8月15日
現地での支援活動にあたるため、スタッフ4名と、行方不明者捜索要請がある場合に備え、
災害救助犬「太陽(たいよう)」が佐賀に向けて出発しました。
佐賀県内で活動する団体と連携し、あらゆるニーズを支援につなげられるよう活動を行います。
日本レスキュー協会(本部:兵庫県伊丹市)は、佐賀県に支部があり、
一昨年の令和元年8月豪雨災害の経験を踏まえ、
九州圏域で幅広く長期的な支援活動を実施できるような連携体制を構築しています。
加えて、日本レスキュー協会は佐賀県内の災害支援に携わる有志で作る
「佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)」の事務局として、
行政含め各団体や個人がネットワークを生かした活動が円滑に行えるよう
連携体制を作っています。
今後も全国的に降雨が続くと予想されており、
東日本などでも記録的な大雨への厳重な警戒が呼びかけられています。
どこでどのような被害が起きてもおかしくはありません。
引き続き大雨への警戒を発信するとともに、今回の大雨によって被害を受けた地域、
今後の雨で被害が起こりうる地域、全国各地へ必要な支援が届けられるように活動に尽力します。
また、全国的にコロナウイルスの感染拡大が続いています。
日本レスキュー協会としても、十分な感染対策を講じた上で被災地での活動にあたります。
被災地での活動にご支援をよろしくお願いいたします。
https://donation.yahoo.co.jp/search?query=日本レスキュー協会