【熱海土石流災害 被災ペット支援活動2】

【熱海土石流災害 被災ペット支援活動2】

今回、当協会の初めての取り組みとして、ペットとともに入居する住宅の費用に関する助成制度を実施しました。
過去の災害においても、避難所から次の住まいに移る際、ペット可の住宅が見つかりにくいという課題は多くあがっていました。

今回の災害では、応急住宅として提供される公営住宅は「ペット入居不可」と当初から発表されていました。また、行政の借上げ制度に該当する民間の賃貸物件のうち、ペットとともに入居できる住宅はとても少なく、物件探しに苦労した、と言う声をお聞きしました。
ペットがいるために、行政の応急住宅制度を利用せず、自費で家賃を支払ってペット可の住宅に入居されている方もおられます。

こういった、ペットを飼っているために行政の制度に当てはまらなかった世帯や、ペット飼育料を別途負担されている世帯に対し、住宅にかかる費用の一部を助成しました。
また、被災されたペット世帯が入居するために、「ペット不可」の物件を「ペット可」としていただいた大家さんを対象に、退去時に住宅の原状回復にかかる費用の一部を助成しました。

私たちにとっても初めての取り組みのため、たくさんの方の助言や協力を頂きながら実施することができました。
#ふじのくに未来財団
#atamista
#佐賀未来創造基金
#おもやいボランティアセンター

ペットと入居する住宅に関することは、今後の災害でも必ず課題となります。今後の支援に活かせるよう、引き続き取り組みを進めてまいります。

あわせて、ペット用物資の提供も行いました。
少しでも多くのペットを飼われている世帯に届くように、地元有志で支援活動を行う団体さんにお預けしました。
#テンカラセン

被災地域では現在も復旧活動が行われており、これからも生活再建のための支援活動が長く続いていきます。
その中で、地元では次の災害に備えて今できることを考える取り組みも始まっています。
ペットとの避難に関することや、飼い主さんが普段から備えておくべきことを伝えることはとても大切です。
引き続き、私たちにできることに取り組んでまいります。

熱海市土石流災害の支援活動は、Yahooネット募金でたくさんの方に支援していただいた資金で活動を行っています。ご協力をいただいた皆様、ありがとうございます。
引き続き、熱海市のペット世帯への支援を継続してまいります。

●伊豆山土石流災害で行方不明者捜索活動を行いました。災害救助犬を応援してください。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5020012

 

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