ハウストレーニング
ハウストレーニングについて
被災した時、私達が駆け込むのが「避難所」です。避難所は集団生活を余儀なくされ、人は勿論犬にとっても大変なストレスで吠えたりと問題行動を起こします。この様な時に「ハウストレーニング」が大変有効です。
日頃より、犬に「ハウス」は「自分の落ち着く場所」として教えておくことで、避難所内でも犬は落ち着き、吠える事を抑制し、飼い主と同行・同伴避難が可能となります。できれば、子犬の時からハウストレーニングを行いましょう。
◆用意するもの
体に合ったケージ、おやつ、おもちゃ、敷物、BGM
1. ハウストレーニングする前に
シャイな犬にとってはケージ自体、「おそろしい物」です。まずは同じ生活空間に置き、慣れさせることが必要です。
※ハウストレーニングを行う際、事前に排尿便や運動した後に行うことが望ましく、また、罰としてハウスに入れることは行ってはいけません。
2. まずはケージに慣れさせましょう
バリケンの扉は開けたまま、中におやつやフードを入れ食べさせましょう。また、犬が問題なく入った場合、「ハウス」など号令を伝えよく褒めたりしましょう。
もし、犬が怖がり入らない場合、ケージの入り口におやつやフードを置き食べさせたりしましょう。より怖がる犬に対してはケージの屋根を取るなど対応が必要になります。
3. ケージに慣れてきたら…
ケージに慣れてきたら長時間、夢中になるおやつ・おもちゃをいれてみましょう。落ち着くBGMを流すことも効果的です。
4. ケージには定期的に入れましょう
平時から、部屋に誰かがおり留守番でなくても定期的にケージに入れ、寝かせます。