【令和6年能登半島地震:被災ペット支援活動⑨】
石川県内でペットを飼われている世帯の方への支援を継続しています。
日本レスキュー協会は、元日の発災当初からの災害救助犬の捜索活動、被災ペット世帯への支援活動、そして今後実施を見込んでいるセラピードッグの慰問活動など、中長期的に支援を実施していく計画を立てています。
この活動の中で、今まさに大きく動きがある「被災ペット世帯支援」に関して、ペットの世帯が避難所に入れず車中泊や在宅避難を継続しているという現状の課題をお伝えしました。
環境省の「ペットの災害対策ガイドライン」や地域防災計画にも示されている通り、ペットを飼っている人も避難所に入れるよう、スペース確保などの取り組みは必須です。
これは避難所にとどまらず、仮設住宅が建設されて以降もペット飼養世帯に対するサポートは継続していかなければなりません。
1月22日(月)、立憲民主党の能登半島地震対策本部による災害支援団体へのヒアリングが開催されました。
現地で活動中の5団体から活動報告や課題の共有がされ、このうちの1団体として日本レスキュー協会が被災地支援活動についてお話ししました。
今後、日本レスキュー協会ではペットにまつわる課題の抽出と解決のためのアプローチを進め、行政機関、社協、連携団体等と情報を共有しながら、必要な取り組みを全力で進めていきます。
被災された飼い主さんやペットに寄り添い、息の長い支援が継続できますよう、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
●令和6年能登地方地震災害支援基金
https://www.japan-rescue.com/2024donation_noto/