【令和6年能登半島地震:被災ペット支援活動に関する活動報告③】
【令和6年能登半島地震:被災ペット支援活動に関する活動報告③】
七尾市では7日現在33カ所の避難所に約2,150人が避難されています。
在宅避難やペットとともに車中で過ごす方々を含めると、さらに多くの方が、厳しい寒さの中を過ごされています。
6・7・8日の3日間、七尾市にある18カ所の避難所を回り、フードやケージの提供のほか、ペットの環境設定のご提案などを行いました。
ペットと一緒に過ごすことができる避難所で出会った犬たちは、周りの方がお散歩やごはんのお世話をしてくれるなど、避難所の中で癒しの存在として可愛がられていました。
お困りごとを聞いて回ると「ケージを置いてきてしまった。ずっと抱っこしていなければならずゆっくり眠れない」「地震から食欲が落ちてしまいごはんを食べてくれない」という方が多く、それぞれケージとレトルトフードをお渡ししました。
他の方々と同じ空間でペットと共に過ごしている方や、ペットは不可のため車中泊を余儀なくされる方、日中は避難所で過ごし夜はペットが待つ自宅に戻られる方、またその逆などさまざまですが、たとえ不便でも、皆さん大事な家族であるペットと共に過ごす事を優先されています。
犬や猫たちも災害により心が不安定になっています。一匹でも多くの大事な「家族」が安心して過ごせるようこの活動を継続していきます。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
これまでたくさんのご寄附のお申し出をいただきありがとうございます。当協会では9日現在、個人の方からのペット用物資の受入れは中止させていただいております。被災地支援に注力するための人員確保のため、ご理解のほどよろしくお願いいたします。