【令和6年7月豪雨災害:被災ペット支援活動④】

7月25日からの大雨により大きな被害があった山形県にて活動を継続しております。
8月8~10日の期間は、各地域の避難所などの状況確認とともに、行政機関の方との情報交換を行いました。

現在、山形県内の一部の自治体では、応急仮設住宅の建設に向けて準備が進められています。
「ペットと一緒に仮設住宅に入れるのか?」という不安は、すべての飼い主さんが持っています。
これまでの災害では、建設型の仮設住宅ではペット飼育ができるケースがほとんどです。
しかし同時に、鳴き声やマナーに関するトラブルも報告されています。

仮設住宅でのペット飼養について、山形県最上保健所の職員の方と情報交換を行いました。
最上保健所は土砂災害や浸水被害が大きかった鮭川村や戸沢村を管轄しており、発災直後からご連絡を取り合い、情報交換を続けてきました。
職員の皆さんも現地のペットたちの状況調査に動かれており、私たちの活動にも深くご理解をいただいています。

保健所の方からのご要望を受け、各自治体の行政機関や災害ボランティアセンターにも訪問し、過去の被災地での仮設住宅での実例や活動についてお伝えしました。
マナーや鳴き声によるトラブルが発生することを考慮に入れ、仮設住宅でのペット飼養のルールの周知や環境設定などが必要であること、また、私たちにもお手伝いできる準備があることをお伝えしました。
私たちもまさに今、能登半島で仮設住宅でのペットのしつけや飼い方サポートなどを継続しています。

ペットの避難や防災については、まだまだスタンダードとは言えません。
災害に学び、伝え、そして次につなげることで、ペットと飼い主さんが災害時でも安全に安心して過ごすことができるようになります。

全国的に地震や大雨の警戒は続いていますが、今できる活動を継続していきたいと考えています。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。

https://donation.yahoo.co.jp/detail/5020021

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https://readyfor.jp/projects/R1995

 

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