【令和6年7月豪雨災害：被災ペット支援活動⑥】
7月25日からの大雨により大きな被害があった山形県で活動を行いました。
仮設住宅の入居が進んでいる山形県戸沢村では、ペットと一緒に入居された世帯があります。
ご希望のあった世帯には、ペット用のケージをお渡しし、まずはケージの中でごはんやおやつをあげるなど、ペットたちがケージに良いイメージを持てるような対応をお伝えしました。
11月初旬、村の方達が集まるお祭りが仮設住宅の近くで開催されていました。
たくさんの住民さんが訪れる、村を上げたお祭りを私たちも散策。
その後、仮設住宅を一件ずつ訪問し、飼い主さんに直接お話を伺いました。
やはり大きな環境の変化に対して、ペットたちも戸惑う様子があったそうです。
以前と全く違う環境に落ち着かず、しばらく鳴いてしまうことが多かったとのこと。
それでも、飼い主さんと一緒に過ごすことができるため、2～3日経つとリラックスして過ごすことができるようになっていました。
この日の活動は、動物看護士のみで構成される団体である「動物支援ナース」の方と協働して実施しました。
普段使っているフードのことや、ちょっとしたペットの不調など、動物病院に行くほどでもないけれど心配に思っていることを相談できたことで、飼い主さんのお顔にはホッとした様子がうかがえました。
団体間で情報を共有し連携体制をとることで、地元や隣県での対応が可能となり、きめ細かく息の長い支援ができるようになると考えています。
今後も、様々な団体や機関と連携しながら、必要とされる支援を継続してまいります。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。https://donation.yahoo.co.jp/detail/5020021
