【ご支援のご報告】東京センチュリー株式会社
災害救助犬の育成・派遣費として、東京センチュリー株式会社様よりご支援を頂きました。
東京センチュリー株式会社様では、株主優待（当社オリジナルクオカード）総額の一部を社会貢献活動の一環として、株主優待制度を通じて公共の利益に貢献し、営利を目的としない組織、団体への支援を行っておられます。
私たちは、23年間の活動において、災害救助犬を育成、派遣し続けてきました。しかし、20年以上が経った今日、災害救助犬を育成する環境は厳しい状況が続いています。特殊な訓練を必要とする災害救助犬の訓練施設があまりにも少ないこと。そして何より、育成には時間と費用を多く必要とすること。
過去には災害救助犬の運用に関してなかなか理解を得ることが難しく、思うように活動出来ない現場もあり、歯痒い経験を多くしてきましたが、平成30年7月豪雨災害では、日を重ねるにつれ、犬への信頼度が徐々に高まってきました。
そのため、警察・消防・自衛隊等の公的機関の皆様には、情報提供や捜索現場の安全管理にご協力頂き安全に捜索活動を行うことが出来ました。
今後も全国何処が被災しても、災害救助犬が人命救助の一つの手段として、有効に運用される社会をつくり、防ぎ得た死を一人でも多く減らせるよう、これからも、一歩一歩公的機関との連携力を高め、またより優秀な犬の育成に尽力し、救助隊からの信頼を得られるように努めて参ります。
いつどこで起きるか分からない災害に備える為、次世代の救助犬の育成が急がれており、今回の助成金を災害救助犬育成・派遣の為に東京センチュリー株式会社様の想いを胸に大切に使用させて頂きます。
改めて、東京センチュリー株式会社様そして株主の皆様、また日頃より当協会の活動をご支援いただいている皆様に心から御礼申し上げます。
