【災害救助犬リタイア犬「てん」譲渡決定!】
2012年11月10日生まれ。ラブラドールレトリバーの「てん」は、災害救助犬になるため日々訓練を行ってきましたが、年齢を重ねるにつれ、てんかん発作が起きるようになり、精密検査を実施したものの根本的な原因は分からず、生涯この病気と付き合っていく必要がありました。また、もうすぐ6歳になるという年齢的な面からも、2018年10月に引退し、新しい家族との出会いを待っていました。
待っていた「てん」のところに、温かいご家族が迎え入れてくれました。
病気についてもご理解下さり、何より十分なスキルがあり、持病持ちの彼にとっては恵まれた環境だと感じます。面会し、ご自宅を確認させて頂いた後、お試し期間となりました。協会では、多頭飼育の為か、ご飯前や散歩前にはよく吠えて自己主張していましたが、人が大好きな「てん」にとって、四六時中、誰かが側にいる環境では、精神的にも落ち着くことが出来たのでしょう。無駄吠えをすることなく、リビングで穏やかにくつろぎ、まったり過ごしていました。
『てんちゃんの”てん”は、天才の”てん”だね!』と、明るく優しいお母さんのもとで、リラックスし、なでてと存分に甘える「てん」。
そして、2019年6月19日、正式に譲渡が決定しました!
てん、卒業おめでとう。
今まで「てん」を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
当協会には、様々な事情を抱えた多くの保護犬たちが、新しい家族との出会いを待っています。
ペットショップへ行く前に、保護犬の選択を。
今後とも応援宜しくお願い致します。