【台風10号】災害対応ご報告
~「台風10号」救助犬2頭、迅速な対応に備えるため事前現地入り~
100年に1度と言われている強い勢力を持つ台風10号を受け、有事の際に、行方不明者捜索活動を迅速に対応出来るように、6日、隊員2名と救助犬2頭を事前に佐賀県支部へ派遣致しました。
九州地域では、スーパーやコンビニの食料が消え、ガソリンスタンドの貯蔵タンクが空っぽになったリ、至る場所で大雨・暴風対策がとられ、災害対応中は車中泊が多い私たちも、今回は犬とともに佐賀県支部事務所で待機、嵐が過ぎ去るのを静かに待ちました。
多くの方の減災活動が功を奏し、被害は最小限であったと感じていましたが、残念ながら山間部で発災した土砂災害に4名の方が巻き込まれ、安否不明との報道。私たちはすぐに役場と調整をし、出動態勢を整えていました。現場の公的救助機関によると、被災範囲が狭いことから、人的作業のみの対応とする方針であり、救助犬への要請はないとのご判断でした。私たちは、情報収集を引き続き行いながら翌日まで待機し備え、8日、現場からの要望がないことと土砂の撤去の見通しがついたことから、災害救助犬による災害対応を終了致しました。ご支援・ご声援頂きました皆様、ありがとうございました。
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