【熱海土石流災害5】災害救助犬 7月4日活動報告

【熱海土石流災害 活動報告5】
 
7月4日、熱海市消防本部の要請により捜索活動を開始しました。
広範囲にわたる災害のため、現場には全国から複数の救助犬団体が集結しており、救助犬チームを編成し、公的救助機関との連携のもと捜索活動にあたっています。
4日の活動では右岸と左岸の2チームに分かれ各々の現場指揮下につきました。
 
右岸チーム:
日本レスキュー協会隊員3名、救犬ジャパン2名2頭
左岸チーム:
日本レスキュー協会隊員1名救助犬1頭、かりゆしドッグスクール1名1頭、HDSK-9 3名1頭
また、神奈川の救助犬チーム(RDTA)も左岸チームに合流しました。
 
現場は、まだ公的救助隊が入れていない場所もあり、消防隊員が胸のあたりまで泥に浸かってしまう危険な場所も見受けられました。その為救助犬チームは、ある程度の安全管理がとれるまで待機しながら、現場隊員と協議し捜索に備えました。
 
9時、左岸チームに東京消防庁から要請が入り「太陽」と「えんぞう(RDTA)」が活動を開始。泥と瓦礫で埋もれた建物の周辺を捜索しました。犬たちはしっかり鼻を使い、ひたすらに探していましたが、残念ながら明確な反応は見られませんでした。
その後2箇所の捜索エリアにて要請を受け活動したものの厳しい状況が続きました。
 
右岸チームは、横浜市消防と連携をとり活動を開始。横浜市消防は、平時から救助犬団体(RDTA)とともに活動されていたことから、救助犬への理解が大きく、連携はかなりスムーズにとることが出来ました。3回の捜索活動を実施しましたが、明確な反応は得られませんでした。
 
本日は、救助犬捜索の要請はまだなく、現在待機中です。
 
今後とも応援宜しくお願い致します。
 

 
 
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※朝日新聞掲載写真
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※朝日新聞掲載写真
 
 
 
 

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