【令和5年7月豪雨災害に関するペット支援チームの活動報告②】

日本各地で発生している豪雨災害で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

日本レスキュー協会ペット支援チームは、現在福岡県・佐賀県の被害があった地域で、ペットを飼われている世帯に対する支援活動を継続しております。

【更新:7月29日】
久留米市内では、避難所や地域のコミュニティセンターへペット用物資を設置しています。
浸水や土砂によって、自宅のペット用品が汚れたりなくなってしまったケースのほか、車が使えなかったり、道が通れなかったりするため、買い物がままならないというケースもあります。
被害が大きかった地域周辺ではペットを飼っているお宅が多く、今後も継続してペット用物資の需要がありそうです。
また、個別対応するケースもあります。
1件のお宅でお話をお伺いすると、体調がすぐれないけれど犬がいるために通院が難しい、という方がおられ、福岡県獣医師会で実施されているペットの無料一時預かりの支援を紹介しました。
また、すでに支援に入っていた技術系ボランティアの方との連携で、住民さんの今後のケアやサポートのために包括支援センターの方にも訪問いただくことができました。
単にペットの物資をお渡しするだけでなく、お話しをお聞きする中で別の支援が必要と感じることがあります。
ネットワークを活かして専門の方につなぐことで、幅広い支援を展開することができます。
発災から3週間が経とうとしています。
連日の猛暑で人にもペットも厳しい状況で、福岡県獣医師会からもペットの熱中症に関する注意が呼びかけられています。

【更新:7月22日】
久留米市田主丸で活動中の団体さんから情報をもらい、ワンちゃんのところに物資をお届けしました。一時は首まで土砂に埋まってしまった、というワンちゃん。
近隣の避難所はペットと一緒に入れないため、農作業用の休憩所(冷暖房完備)でお父さんと過ごしているそうです。
持って行ったおやつをおいしそうに食べてくれました。
また、避難所にもペット用物資とチラシを設置させていただきました。
ペットを飼われているお宅はたくさんあり、これから長期になってくるとお住まいや預け先などの課題が出てきます。
できる限り多くの方に支援をお届けできるよう、引き続きサポートを続けます。
福岡県獣医師会にも訪問し、今後の支援活動に関する連携体制を確認させていただきました。

【更新:7月19日】
久留米市田主丸地区にて、現地活動中の団体さんの紹介で、地域のコミュニティーセンターなどにペット支援の情報を提供させていただきました。
そのうち一件のコミュニティセンターへ、必要とされる方が取りに来られるよう、ペット用の物品を設置させていただきました。
また、活動中の団体の方に支援チラシをお渡しし、住民さんに「ペットの支援があるよ」とご案内いただけるよう依頼したり、関係団体と様々な情報共有を行いながら活動しています。

令和5年7月豪雨により被害に遭われた方で、ペットに関するお困りごとがあれば
0952-77-0231(佐賀県支部)
までお問い合わせください。

被災地域のペットたちが取り残されないように、引き続き活動を継続して参ります。
活動への応援を、引続きよろしくお願いします。

↓↓下記URLからyahooネット募金サイトへと移動します↓↓
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5020019

各種SNSでも活動報告記事をアップしています。

 

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