【平成28年熊本地震緊急支援のお願い】災害救助犬 捜索を他団体に引継ぎ帰協しました。

今回の地震により、お亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

昨日の会議の結果、行方不明者の状況が局所的になっており、自衛隊・警察・消防等約2000人体制での捜索及び、他の救助犬団体の到着により捜索を引き継ぐこととなり、日本レスキュー協会災害救助犬チームは3日間の捜索を終え、4月17日21:00南阿蘇村を出発し、本日10時協会に到着しました。

 行方不明者の方々の一刻も早い救助と、被災された方々の一日でも早い生活再建と復興を心よりお祈り致しております。

 <出動>

隊員3名(岡・安随・高木) 

災害救助犬(エイト♀6才、キュー♀6才、ホープ♂4才、ジェー♂4才)

<捜索結果>

4/15 益城町福富地区・惣領地区

4/16 益城町寺里地区・小池地区

上記に関しては、安否確認が取れていない倒壊家屋を捜索するも反応無し。

既に避難所に避難されている可能性が大きいが念のため捜索する箇所多数。

4/17 南阿蘇村河陽地区「火の鳥温泉」

   南阿蘇村高野台地区  

土砂崩れに約2件の家屋が巻き込まれ、安否確認が取れず捜索開始。土砂を掘りながら確認作業として災害救助犬による捜索。反応箇所を救助隊に伝えながら捜索活動を行いましたが、発見には至りませんでした。

その後、九州救助犬団体、災害救助犬ネットワークを初め多くの救助犬団体が現地に到着し、

捜索活動を引き継ぐ形で、日本レスキュー協会の捜索活動は終了となりました。

 

今後も有事の際には迅速に対応し、一刻も早く現地に駆けつけ、人命救助を行えるよう備えてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

熊本地震の緊急寄付の受付を引き続き行っております。寄付の際に「熊本地震支援」とご記入下さい。皆様から頂いたご寄付は今回の出動・捜索の資金及び、災害救助犬の育成、出動準備金として大切に使わせていただきます。皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。

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