靴の履かせ方
靴の履かせ方について
地震や土砂災害など有事の際、避難経路はガラス、釘、瓦の破片など道路には犬の足裏を傷つける物で溢れます。肉球を切ると犬の歩行困難に加え、足を舐めたり直接地面に接することで治癒に時間がかかります。また普段より靴を履かせることに慣れていないと、犬に靴を履かせること自体困難です。
平時から靴を履かせる事は熱されたアスファルトから足を守り、フローリングなど滑る場所を歩行する際、腰の負担軽減にも効果的です。
◆用意するもの
足にあった大きさの靴、おやつ、おもちゃ、髪ゴム
1. 靴を履かせるには基礎が重要
犬に靴を履かせる事は犬にとって大変不快な物でしかありません。靴を履かせる以前の基礎が大変重要です。
日頃から足、肉球や爪を触り、犬が抵抗なく冷静な状態を保てる様に慣れさせてください。髪ゴムなどを着けてみると、靴を履かせた時の反応が判り、慣らせることが出来ます。
2. リードを付け前足から履かせましょう
抵抗なく足や肉球を触れる様になれば、リードを付け前足から履かせましょう。
無理やり履かせずゆっくりと履かせます。靴を履かせた不快感で靴を取ろうとする場合と歩かない場合が予想されます
3. 気を紛らしながら一緒に歩きましょう
おやつやおもちゃを使い、気を紛らしながら一緒に歩きましょう。
犬は自分の口で靴を取ろうとしますので、リードを使い顔を上げさせ歩行を行いましょう。
4. 後ろ足に装着させましょう
前足で装着、歩行が出来るようになれば、後ろ足に装着させましょう。
前足と同様、後ろ足に付け、歩行をします。後ろ足は特に気になり、歩きづらいようです。十分に時間をとり、慣れさせましょう。
5. 両足共に装着し歩行を行いましょう
後ろ足も問題なく装着、歩行が出来るようになれば、両足共に装着し歩行を行います。
夏場の散歩や室内のフローリングなど平時より履かせ歩きましょう。