口輪の着け方
口輪の着け方について
有事のみならず、平時にも大変有効です。
口輪は手術前後にも装着が必要な場合があります。
◆用意するもの
口にあった口輪、紙コップ、おやつ(ペースト状の美味しいもの)、リード
1. 口輪を付けるには慣れが重要
口輪を装着する事は大変不快な物でしかありませんので日頃から口やマズルなどに触れる様に慣れさせてください。紙コップに美味しく柔らかいおやつを入れ、口の周りに人工物が触れることに慣れさせることが重要です。
2. 口輪の中におやつを入れましょう
口輪に慣れさせるため、最初は口輪の中におやつを入れ、口輪からおやつを与えるようにしましょう。
3. おやつを入れた口輪に慣れさせましょう
テンションの高い子には、口輪のおやつを食べさせる前に、「座れ」「待て」「口輪」の順番に号令をかけ規律よく行います。
4. 口輪を装着しましょう
リードをつけ、事前に口輪の留め具の長さなど調整を行い、口輪を装着させきつく縛らないように留めましょう。取ろうとした場合は、「座れ」や「待て」などの号令を使いやめさせたり、リードで誘導し歩行させましょう。
5. 口輪の装着時間を長く出来るように練習しましょう
上記の練習を繰り返し、次にマズルを口輪に入れる時間を長く出来るように練習しましょう。
座らせゆっくり口輪を装着し、顔を動かす場合は「待て」を号令したり、落ち着いた後、口輪を取り、しっかり褒めてあげましょう。
- ※練習段階では、他の事(爪切り・耳掃除など)を行わないようにしましょう。口輪を外した時にもご褒美をあげ、次回の練習をストレス無く行えるようすることが重要です。