【セラピードッグ東日本大震災被災地支援事業】岩手県釜石市

平成28年10月22日から三日間、日本レスキュー協会のセラピードッグは、岩手県釜石市内の仮設住宅、復興住宅などで慰問を行っています。

ここ釜石市での慰問活動は、「釜石支援センター望」代表の海老原様のご協力で、今年の3月に引き続き2回目の実施となり、今回のこの事業は、【大東建託グループみらい基金】の助成を受けて実施させて頂く運びとなりました。
「忘れてないよ、また来るよ」という前回ご参加いただいた方との約束を守ることができ、心より感謝致しております。引き続きこの活動を継続していきますので、末永くご支援頂ければ幸いです。

発災から5年半を経過した現在、被災された方々から普段の生活の中で出てくるニーズは、介護予防、居場所の提供、生きがいの創設、見守りの意識(隣近所を気遣う)等があり、これらを解決するために「釜石支援センター望」のような団体が現地で密着して支援をされています。またこのような支援を長く継続するには、普段とは違った取り組みを定期的に組み込んでいく必要があると仰っていました。
日本レスキュー協会のセラピードッグは、被災された方々の普段からの生活に密着した支援は出来ません。しかし定期的に犬たちと触れ合ってもらうという普段とは違う刺激を皆様にお届けしニーズを解決するための一助となっています。

あまり触れられていない部分では、実は支援を継続されている方々も疲弊しているという現実があります。このような支援者に対しても「楽しかったな、また会いたいな」という刺激をお届けできるように、この活動を継続していきます。

「大東建託グループ」の皆様、「釜石支援センター望」の皆様、そしてセラピードッグ達が来るのを心待ちにしていただいていた皆様、そして日頃より日本レスキュー協会の活動をご支援頂いております皆様に心より御礼申し上げます。沢山の方々に笑顔を届けられるよう精一杯活動してまいります。

そして今後も釜石市に限らず、被災地からのニーズがあれば出来るだけ対応させていただきますので、セラピードッグの受入をご検討される場合には是非ご連絡下さい。
(072-770-4900:日本レスキュー協会セラピードッグ事業担当)

(慰問スケジュール)
22日
am 甲子町第6仮設
pm 中妻公民館

23日
am 定内仮設
pm 天神町復興住宅

24日
am 鵜住居生活サポートセンター
pm 小川サポートセンター

寄 付・募金

東北慰問 東北慰問4 東北慰問5

 
 

このページの先頭へ