【社会課題への取組み:災害救助犬を活用した新しい救助体制の構築】伊丹市消防本部と連携訓練を実施
1/26、27、伊丹市消防本部と連携訓練を実施致しました。
平成26年に協定を締結後、近年ではより顔の知れた関係づくりが出来るように、当協会の瓦礫施設を使用した合同訓練を実施し、災害時の連携強化に努めてきました。
今回の訓練では、ほぼブラインドで実施され、災害救助犬の捜索後、その情報を頼りに救出活動が実施されました。
地震により3階建ての共同住宅が倒壊し、2名が行方不明であるとのこと。
救助隊による呼びかけに応答がなく、何処から捜していけば良いか場所を絞っていく為、救助犬を導入。
犬の反応が大きな指針となる、緊張感のある訓練でした。
訓練には、実動で活躍している「金蔵」と「J」が参加。
(もうすぐ7歳の誕生日を迎える「J」。白髪が増えてきました)
救助犬の反応箇所を中心に救助隊が計画を立て、捜索。
約1時間後、救出が完了しました。
救助犬は完璧でも万能でもありませんが、活用方法によっては、捜索の一つの手段として大きな役目を果たせるということを、感じてもらえたと思います。
このような機会を設けて頂いた伊丹市消防本部の皆様、ありがとうございました。
2019年も、救助犬を活用した新しい救助体制の構築に向けて努めていきますので、引き続き応援よろしくお願い致します。